「平和資料展」
◇場所
大阪府立中央図書館 1階展示コーナー
◇日時
平成21年8月4日(火曜日)〜9日(日曜日)
午前9時〜午後7時(土曜日・日曜日は午後5時迄)
◇内容
・1階展示コーナー・企画パネル展 「大阪大空襲 体験画」
・今岡昌子写真展示 → ■布写真シリーズ「re-birth」
・市民による平和メッセージのパネル展示
・平和図書コーナー
・市民の遺品展示 市民から提供をうけた「遺品」の展示
・人権啓発活動東大阪地域ネットワーク協議会活動写真展示
■ 布写真シリーズ「re-birth」について
<内容>
紛争と災害の被災地とでは政治や利害の関係に、あるいは国や民族として宗教など、置かれた状況に根本的な違いがありますが、これらを削ぎ落とすと、難民も被災民も私たちも同じヒト、そしてヒトビト。被災民の最低限度の生活を営もうとする姿に、ヒトの共有部分を想います。弱者というマイノリティー、そして困難な立場を乗り越えて立ち直ろうとする姿、死に直面する現実を通じて、被写体が私たちに、非日常という敷居を越えて、生きることの意味を問いかけてくれることでしょう。
本展示写真は、2000年4月アースデー東京に協力させていただく際、プリントしていただいたもので、2001年コニカプラザ東京にて開催した「Re・Birth〜ガレキの隣のオンナたち」 の前身です。プリント素材は布地。各シリーズをこのような体形で今後発表する予定が今のところないこと、プリントがそれぞれ1点もの、9年以上経過しており色あせ具合が良い、という観点で捉えると、私のシリーズのなかで稀少といえるかもしれません。通常は芦北町古石地区「みどりの里」にて展示しています。