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「あしきた写真フェスタ」を終えて


老若男女、バラエティーに富む人々の集まり、となりました。

シンポジウムは、飯沢耕太郎氏による司会。
東日本大震災を受けた直後であったことから、
制作行為に基づく写真家による表現、
立ち位置について、それぞれの考えについて話し合われました。

本山周平さんが、三陸海岸、
尾仲浩二さんが、昨年3月岩手の街角を撮影されていた。
震災を経て、記録写真の意味を呈した、と着目されました。
野村恵子さんは、阪神淡路大地震の被災者という。
私は被災地を12年撮り続けています。

皆の意向で、義援金を集めました。
これらは塩竃フォトフェスティバルに寄付させていただきます。

展示は、インクジェット紙、布によるプリント、
印刷物および、フォトフレームを活用しました。

夜、スライドショーを行いました。
個々の作品は、音楽を付けて公開されました。
そのイメージの変貌が、個性の際立ちとして豊かに感じられ、面白かった。

ポートフォリオレビューでは、
作家が積み上げてきた思考を含めてのアドバイスを行った。

写真メーカー関係者は、写真家と参加者とを、両面からサポート。

■参加者、受賞作品に、
オリンパスペンライト、キヤノンカラープリンター、サンディスクSDカード8GB、
ニコンコンパクトカメラ、富士フイルムインクジェット紙、が提供されました。
■写真家の表現体に、キヤノンインクジェットペーパー、布が提供され、
キヤノンプリンター、ソニーフォトフレームが貸与されました。
■特別展示に、世界各国から集められた
ニコンインターナショナルフォトコンテスト(NIPC)受賞作品、
の一部が展示されました。

開催地となった芦北町は、両日晴れ。
夜間の冷え込みで、桜は三部咲きくらい、菜の花が満開。
岬から、鹿児島〜天草、不知火海が見渡せました。

ご厚情賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
by masakoimaoka | 2011-03-29 09:38 | note

「あしきた写真フェスタ」について


3.11東日本大震災の日、
私は熊本県内の外出先で、偶然テレビを見ました。
津波が押し寄せている様子が、オンタイムで流れている、と知り、
気が動転しまして、「あり得ない!信じがたい!やめて」
と、叫びたい感情を押し殺して、平静を保っていました。
インドネシア、スマトラ沖大地震、津波の被災地での出来事を回想する
とともに、現実が入り混ざって、悲しみが膨れあがり、
何とも耐え難い無念の思いでした。
心よりお見舞い申し上げます。

復興ばかりか、復旧にも至らぬ現場が至る所にあるという状況。
写真家として私がやるべきことについて、
あらためて考えさせられます。

2006年3月以降、九州を主な題材に、写真を撮り続けています。
そして、ここ熊本県の小さな町に移り住んで、2年半弱になります。
ここでの風の流れや、人々のつながりから、相互協力から輪が広がりました。
町の人たちとの間で「あしきた写真フェスタ」をやろう!
と、話が持ち上がりました。
芦北写真のまち実行委員会が結成されました。
小さな町に、写真文化の風を少しずつ少しずつ。
思いを温ため、大切にしてきました。

大震災を受けて、私たちは当然、自粛も考えました。
しかしながら、関わってくださった人々から
「写真文化によって、人の心を癒したり、人を支えられることもある」
という意見が自然と湧き上がりました。
そのような前向きさを、皆で共有できたら、と思います。

日本の厳しい状況下での開催につきまして、
心苦しく、複雑な心境を抱えておりますが、出来ればそれを乗り越え、
前向きな姿勢で、視点で、それぞれの思考を見つめ直せたら幸いです。

写真は時間を止めて、人間の記憶の在り方を変えました。
時空を超えて、あなたの大事なものを、長く残してくれます。
伝えることで、繋がりが広がります。
写真を通じた内外の眼から、発想転換してみましょう。

芦北写真のまち実行委員会による、
「あしきた写真フェスタ」をよろしくお願いいたします。
by masakoimaoka | 2011-03-24 09:54 | note


今岡昌子

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